家の中で、黒くて丸い小さな虫を毎日のように見かけていませんか。私も最初は「ただの小さな虫」だと思って、気にしていませんでした。
ところが、その虫は衣類を食べる害虫「ヒメマルカツオブシムシ」でした。前に住んでいた築30年以上の古いアパートでは、換気扇のまわりから何年も入ってきていたんです。
- 黒くて丸い小さな虫が毎日いる
- どこから入ってくるのかわからない
- どの殺虫剤を買えばいいか迷う
- 服に卵がついていないか心配
この記事では、50代主婦の私が実際にやった対策と、うまくいかなかったことをそのまま書きました。使った殺虫剤と、調べて見つけただけの商品は分けて紹介しています。
黒くて丸い小さな虫の正体
その虫の正体は、ヒメマルカツオブシムシという甲虫です。成虫は2〜3mmほどの大きさで、丸い形をしています。
成虫は外で花の蜜や花粉を食べ、家の中に入ってきて卵を産みます。困るのは幼虫のほうで、ウールや絹などの衣類、ほこりを食べて育ちます。
最初は害虫だと思わなかった
初めて見たときは、丸くて黒くて小さい虫でした。まさか害虫だとは思いもよりませんでした。
それが毎日のように、何匹も家の中にいるようになりました。1日に1〜2匹は入ってきていました。
ゴキブリの子どもとの違い
黒くて小さいので、ゴキブリの子どもかと心配になる方もいるかもしれません。ヒメマルカツオブシムシは、てんとう虫を小さくしたような丸い形です。
ゴキブリの子どもは平たくて細長く、長い触角があります。動きも速いので、見た目と動き方で見分けがつきます。
出てくる時期は春から初夏
わが家で出てきたのは、暖かくなってきた5月ごろからでした。6月・7月の猛暑になると、ピタッと来なくなりました。
前の家は築30年以上の古いアパートで、周りは虫だらけでした。毎年この時期になると、また出てくるの繰り返しで、特にひどかったのがコロナ禍のころです。
どこから入ってくるの?わが家は換気扇
わが家の場合、入り口は換気扇でした。「どこから入ってくるの?」とずっと気になっていて、怪しいと思ったのが換気扇のあたりです。
換気扇カバーの汚れが原因だった
もともとは、外に羽根がむき出しの昔ながらの換気扇でした。それが壊れて、家の中にカバーを付けるタイプの換気扇に替えてもらいました。
カバーがきれいなうちは、虫は来ていませんでした。でも、換気扇を使ううちに油汚れがついて、少しずつ汚れていきました。
調べてみると、カツオブシムシは不織布も好きな虫だとわかりました。換気扇カバーは、まさに不織布です。汚れた不織布のカバーが、虫を呼んでいたのかもしれません。
ビニールで覆うと来なくなった
コロナ禍のころ、あまりにひどくて、換気扇をビニールで覆ってしまいました。そうすると、虫は入ってこなくなりました。
でも主人から「換気ができないのはよくない」と反対されました。ビニールを外すと、またコロコロと黒い虫がたくさん入ってきたんです。
外にもたくさん飛んでいた
家の外を歩いているときに、カツオブシムシがたくさん飛んでいるのを見ました。これが入ってくるんだと思いました。
外で大量に発生している時期は、玄関から入ってくることもありました。
換気扇を日中も回していたときは、入ってこなかった日もありました。カバーを外していた数日間は、昼間に殺虫剤を使っていても、換気扇のすき間から入ってきました。
大量発生したときに私がやった対策
わが家でやった対策は、換気扇カバーの交換と、網の取り付けと、殺虫剤の3つです。やった順番に書いていきます。
①換気扇カバーを新しくする
まず、汚れた不織布のカバーを外して、換気扇を掃除しました。新しいカバーはAmazonで買いました。わが家の換気扇はパナソニック製だったので、パナソニック用のカバーを選びました。
換気扇のメーカーによって、合うカバーの大きさが違います。買う前に、換気扇のメーカーと大きさを確かめてみてください。
②換気扇の下に網を付ける
カバーの外側に、大きめの網を付けました。付けてくれたのは主人と子どもです。
付けた最初のころは、大丈夫でした。何匹かは網に引っかかったままになっていて、そのままにしています。
③それでも入ってくるので殺虫剤
カバーと網を付けても、どこからともなく入ってきました。そこで頼ったのが殺虫剤です。
わが家の対策は、殺虫剤が中心でした。ゴキブリホイホイのような貼るタイプや、置くタイプのものは使っていません。
カツオブシムシに使った殺虫剤
いろんな虫が出る家だったので、「これだ!」と思って買ったのが、アースの「イヤな虫ゼロデナイト」です。1回押すだけのスプレーで、60回分使えます。
イヤな虫ゼロデナイトを選んだ理由
前の家は、カツオブシムシのほかにも、いろんな虫が出る家でした。
あとからカツオブシムシの殺虫剤を調べていたら、ゼロデナイトも出てきてびっくりしました。
使ってみた感想
半年以上前のことなので、どれくらい効いたかは、はっきり覚えていません。
5月に悩まされたあとも、殺虫剤でなんとか対応して、入ってくる数は少なくなりました。
調べて見つけただけの商品
ここからは、私は使っていませんが、調べて見つけた商品です。使った感想は書けないので、参考までに見てください。
- 換気扇の外側に使える虫よけスプレー
- 油とほこりをカットする換気扇フィルター
服に卵や幼虫がついていたら
カツオブシムシの幼虫は、衣類を食べて育ちます。わが家では、服に穴があいていたことはありませんでした。
衣類用の防虫剤は、カツオブシムシが出てくる前から使っていました。ここでは、もし服に卵や幼虫がついていたときのために、調べてわかった対処法をまとめます。
熱で処理する
卵や幼虫は熱に弱いので、熱で処理すると確実です。アイロンのスチームを、服の表と裏からしっかり当てます。縫い目やポケットは念入りに当ててください。
乾燥機が使える服なら、60℃以上で30分以上回すと、卵や幼虫はほぼいなくなります。ウールやシルクなど、熱に弱い素材は避けてください。
洗濯と天日干し
ふつうの洗濯でも、ある程度は取れます。ただ、水洗いだけだと卵が残ることもあります。洗濯したあとは、日光に当てて干すのがおすすめです。
しまうときのコツ
しまう前に、服を完全に乾かします。湿気は虫を呼ぶからです。圧縮袋やジップ袋など、口を閉じられる袋に入れて、衣類用の防虫剤を一緒に入れておきます。
特に気をつけたいのは、ウール・カシミア・シルク・羽毛などの天然素材です。あまり着ないフォーマル服やコートも、ときどき出して確かめてみてください。
カツオブシムシのよくある質問
Q. ゴキブリホイホイで捕まえられる?
わが家では、ホイホイのような貼るタイプは使いませんでした。なので、効き目はわかりません。私は殺虫剤と、換気扇の網で対策しました。
Q. 夜に活動する虫?
カツオブシムシは夜行性ではないそうです。わが家でも、昼間に換気扇のすき間から入ってきていました。
Q. 夏になるといなくなる?
わが家では、6月・7月の猛暑のころにはピタッと来なくなりました。でも次の年の春になると、また出てきました。
Q. 換気扇をふさげば入ってこない?
わが家では、ビニールで覆ったら入ってこなくなりました。ただ、換気ができなくなるので、主人に反対されてやめました。そのあとは、カバーの交換と網で対策しました。
Q. 引っ越したら出なくなった?
今の新築マンションに引っ越してからは、カツオブシムシは出ていません。ただ、新築だからといって、虫が1匹も入ってこないわけではありません。
周りに木々のない都会や、15階以上のタワーマンションでもない限り、虫と無縁の暮らしは難しい。引っ越してみて、そう実感しています。
まとめ
ヒメマルカツオブシムシは、最初はただの小さな黒い虫に見えます。でも放っておくと、毎日のように入ってくるようになりました。
- 入り口は換気扇だった
- 汚れた不織布カバーを交換
- 換気扇の下に網を付けた
- 最後は殺虫剤が中心
黒くて丸い虫を見かけたら、まずは換気扇のまわりを見てみてください。カバーが汚れていたら、交換するだけでも入ってくる数が減るかもしれません。
🐛 こんな虫にも困っていませんか?
【追記】
この記事は以前住んでいたアパートでの体験をもとに書きました。今は新築マンションに引っ越したため、カツオブシムシは出なくなりました。同じように虫に悩んでいる方のお役に立てればと思い、体験談として残しています。

