賃貸の床に傷をつけたら、退去のときいくら請求されるんだろう?と不安になったことはありませんか。
私は22年住んだクッションフロアのアパートから、本物の木のフローリングの新築賃貸に住み替えました。床の質感が変わってうれしい反面、契約書を読んでいて、背筋がすっと寒くなる一文を見つけたんです。
今回は、2種類の床に住んで分かった違いと、我が家が床の保護に本気になった理由をお伝えします。
- クッションフロアと木のフローリングは、傷への「怖さ」が別物です
- うちの契約書には「減価償却はない」と書いてありました
- だから我が家は透明マットで保護しています
22年住んだアパートは、クッションフロアでした
旧アパートの床は、クッションフロアという柔らかいシート状の床材でした。
この床、実は気楽だったんです。国土交通省のガイドラインでは、クッションフロアの耐用年数は6年とされています。6年を超えて住むと床材としての価値はほぼ1円まで下がる計算なので、長く住んだ部屋の張り替え費用を退去時にまるごと請求される心配は少ないんですね。
とはいえ築約30年ともなると、劣化は進みます。うちの床は自然に線のような裂け目が入って、放っておくと少しずつ広がっていきました。危ないので養生テープで留めてしのいでいました(笑)。
新居は本物の木の床。スマホの落下音がすごい
新居の床は、本物の木の板のフローリングです。見た目も足ざわりも段違いにいいです。
ただ、ひとつ困った癖がありまして。私、スマホを持ったままうたた寝をして、床によーく落とすんです。家族からは、そのたびに「壊れるよー」と言われていました(確かに)。
クッションフロアは少し柔らかいので、落としてもなんとか大丈夫でした。ところが硬い木のフローリングは、ゴンッと本当にすごい音がします。スマホより先に床が心配になる音です。持ったまま居眠りする私が悪いのですが、本当に気をつけようと思いました。
契約書に「減価償却はない」と書いてありました
床の傷の修繕費を調べると、部分補修なら1箇所1万5,000円くらいから、全面張り替えなら6万〜20万円が目安のようです。
一般には、建物の経過年数に応じて借主の負担が減る「減価償却」の考え方が使われる場合があります。長く住むほど設備は古くなるので、全額は請求されにくいという理屈です。
ところが、うちの契約書には「減価償却はない」と書いてありました。つまり何年住んでも、フローリングの傷は実費で請求されうるということ。この一文を見つけたときは、新品の床のありがたみと怖さを同時に感じました。
契約の条件は物件ごとに違います。賃貸にお住まいの方は、退去の項目がどうなっているか、一度契約書を確認してみてください。
だから我が家は、床の保護に本気です
そんなわけで、新居の床には入居のときから透明の保護マットを敷いています。
いちばん気を使ったのは冷蔵庫です。あれだけ重いものを何年も置きっぱなしにするので、へこみ跡が心配でした。冷蔵庫の下には、少し厚めの透明マットを選んで敷いています。
ただし、マットにも注意点があります。敷きっぱなしで湿気がこもると、マットの下にカビが生えることがあるんです。床の変色まで進むと、傷どころではない修繕費を請求されるおそれもあります。保護したつもりが逆効果、では泣けませんので、ときどきマットの下の様子も気にかけてあげてください。
引っ越し前の保護シート準備については、こちらの記事で詳しく書いています。
→ 【賃貸・引越し前に必ずやっておく事3選】【引越してやって良かった事3選】
まとめ。床の傷対策は、契約書の確認から
我が家の床事情をまとめます。
- クッションフロアは耐用年数6年。長く住めば退去時の負担は軽くなりやすい
- 木のフローリングは傷の修繕が高額になりうる。契約書の減価償却の扱いは要確認
- 保護マットは有効。ただし下のカビには気をつけて
新しい床は気持ちいいぶん、気も使います。スマホを握ったままのうたた寝、今夜からやめられるといいのですが😊
退去時のお金の話は、こちらの記事でも書いています。


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