「都会の集合住宅は、人付き合いが冷たい」。そう聞いたことはありませんか?
実は、田舎と都会の両方に住んでみると、そう言い切れないというのが正直な実感です。私は長く田舎の賃貸に住み、数ヶ月前に都会の集合住宅へ住み替えました。ご近所付き合いは、別世界と言っていいくらい変わりました。
この記事では、50代主婦が両方に住んで感じたことを正直に書きます。
- 田舎の「濃い」ご近所付き合いのリアル
- 都会に来て驚いたこと
- 両方住んで分かった「合う合わない」の話
どちらの暮らしが上、という話ではありません。これから住み替えを考えている方の参考になれば嬉しいです。
田舎のご近所付き合いは、とにかく濃かった
前に住んでいた田舎は、ご近所のつながりがとても強い土地でした。
昔からお住まいの方同士の絆が強くて、お互いのことをよく知っています。それ自体は素敵なことなんです。困ったときに顔が見える関係は、田舎の良さだと思います。
ただ、あとから引っ越してきた私は、その輪の中になかなか入れませんでした。
新しい人には「どこの、どの人?」という目が向きます。噂話は、驚くほど早く広まります。地域のしきたりも多くて、知らずにいると戸惑うことばかりでした。
長く住んでも、どこかで疎外感が消えない。私にとっての田舎のご近所付き合いは、正直そういうものでした。
都会の集合住宅は、驚くほど「会わない」
住み替えて驚いたのは、同じ建物の住人の方に、ほとんど会わないことです。
数ヶ月住んで、顔を合わせた回数は数えるほど。しかも、会っても挨拶をしない方が多いんです。最初は「えっ、しないの?」と戸惑いました。田舎では考えられないことです。
誰も私に興味がない。誰も詮索してこない。噂話も聞こえてこない。
いい悪いの前に、まず「こんなに違うのか」と驚きました。同じ日本なのに、ご近所付き合いのルールがまるで違うんです。
寂しい。でも、楽。正直どっちもあります
この暮らしをどう感じているか、正直に書きます。寂しさ半分、気楽さ半分です。
挨拶が返ってこないと、やっぱり少し寂しい。長く住んでも誰とも知り合いになれないのかな、と思う日もあります。
でも一方で、驚くほど楽なんです。
誰に見られているか気にしなくていい。出かける時間も、洗濯物も、来客も、誰の話題にもならない。田舎で感じていた「見られている感じ」から解放されて、肩の力が抜けました。
50代のいまの私には、この気楽さのほうが勝っています。無関心は、冷たさではなく距離感なのだと思うようになりました。
結局は「合う合わない」の問題でした
両方に住んで思うのは、どちらが良い悪いではなく、合う合わないの問題だということです。
人と関わるのが好きな方には、田舎の濃いつながりは温かさそのものだと思います。逆に、そっとしておいてほしい方には、都会の距離感が心地いいはずです。
だから、住み替えを考えるときは、家賃や間取りだけでなく「その土地の人付き合いの濃さが自分に合うか」も考えてみてください。これは住んでみないと分からない部分ですが、地域の雰囲気は下見の散歩でも意外と伝わりますよ。
わが家が住む街をどう選んだかは、こちらに書いています。
→ 住みたい街にどうしたら住めるか?家族で何度も会議を重ねてたどり着いた答えは….
まとめ
田舎から都会へ住み替えて感じた、ご近所付き合いの変化をまとめます。
- 田舎は顔が見える安心感がある一方、あとから入った人には壁があった
- 都会の集合住宅は住人にほとんど会わず、挨拶しない人も多い
- 寂しさ半分、気楽さ半分。50代の私には気楽さが勝った
- どちらが上ではなく「自分に合うかどうか」で考えるのがおすすめ
ご近所付き合いは、暮らしの快適さを左右する大きな要素です。住み替えを考えている方は、ぜひ「人との距離感」も物件選びの条件に入れてみてくださいね。
賃貸を選び続けている理由や、いまの住まいの感想はこちらの記事もどうぞ。


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